君の名は。

ネタバレ注意!!

この映画は2017年2月12月現在で、興行収入241億9792万円を記録している大人気映画で

す。

男女がある日突然入れ替わるというストーリーで、監督は「秒速5センチメートル」「言の葉

の庭」など、意欲的な作品を作り出してきた気鋭のアニメーション映画監督・新海誠。

作画監督は「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「思い出のマーニー」などで作画監督を

務めた安藤雅司。

あらすじは、千年ぶりとなる彗星の来訪を1ヶ月後に控えた日本。

山深い田舎町、糸守町に暮らす女子高校生・宮水三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。

見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の町並み。

都会での生活を満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生・立花瀧も奇妙な夢を見た。

行ったこともない山奥の街で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。

二人はお互いが入れ替わっていることに気づく。

幾度も入れ替わる体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。

だが気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。

入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気づいた瀧は、三葉に会い

に行こうと決心する。

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた。

なんと三葉が存在しているのは3年前の糸守町。現在の東京にいる瀧とは存在している時間軸

が違ったのだ。

そして糸守町は3年前、彗星が落下して無くなってしまった町だった。

その事実を知った瀧は、三葉を助けるため奔走し始める。

というかんじです。

私は観る前は男女が入れ替わるストーリーとしか知らなかったんですが、途中で瀧と三葉の

存在する時間軸が違うということがわかりけっこう驚きました。意外な展開でした。

そこを知るまでは皆なんでそんなにすごく面白かったって言うのかなぁと思っていたの

で。

ただ単に入れ替わるだけでなくそういう展開なので、途中から話がどんどん意外な方へ転が

っていって、最後は感動で終わります。

二人が入れ替わりが止まって時間が経つにつれ、お互いの名前をだんだん忘れていってしま

って、最後はわからなくなってしまうけど相手のことが好きだということは覚えている、と

いうシーンは印象的でしたし切なかったです。

登場人物は、


立花 瀧   東京の都心に暮らす男子高校生。日々、友人たちと楽しく過ごし、

       イタリアンレストランでバイト中。同僚の奥寺先輩へ密かに好意を

       寄せている。建築や美術に興味を持っている。

声優:神木 隆之介



宮水 三葉   山深い田舎町に住む女子高校生。町長である父は家を出ており、

        小学生の妹、祖母と3人暮らし。性格は素直だが、家系の神社の

        風習や、父の選挙運動などに嫌気が差している。友人たちと

        小さく狭い町を嘆き、東京の華やかな生活に憧れを抱いている。

声優:上白石 萌音



奥寺 ミキ   瀧のアルバイト先の先輩。美人でオシャレな女子大生で、

        瀧も含めた男子たちの憧れの的。

声優:長澤 まさみ



宮水 一葉   三葉の祖母。宮水神社の現在の神主。三葉の母である娘が亡くなり、

        三葉の父が家を出た後、三葉と四葉を女手一つで育ててきた。

声優:市原 悦子



勅使河原 克彦 三葉の同級生。カルトマニアで機械オタク。地元で建築業を営む

        父に複雑な思いを抱いている。三葉のことが気になっている。

声優:成田 凌



名取 早耶香  三葉の同級生。幼馴染であり親友。おっとりしているが常識人。

        勅使河原に思いを寄せている。姉は町役場で放送を担当している。

声優:悠木 碧



藤井 司    瀧の高校の友人。クールにみえるが意外と世話好きな一面も。

        瀧と同じく建築に興味がある。

声優:島崎 信長



高木 真太   瀧の高校の友人。大柄でサッパリした性格。瀧や司と一緒に、

        放課後はカフェ巡りをしている。

声優:石川 界人



宮水 四葉   三葉の妹。しっかり者でイマドキな小学4年生。祖母や三葉と一緒に、

        神社の家業を手伝う。

声優:谷 花音


この映画の見所は、やっぱり美しい作画や中盤からがらっと変わるストーリー、

あとは劇中で使われている音楽などでしょうか。

作画では、映画に出てくる新宿や四ッ谷の風景が本物そっくりで、映画に出てきた場所を

巡り聖地巡礼をする人もいるくらいだそうです。

特にわかりやすいのが、新宿の大ガード西交差点、四ッ谷の須賀神社という所みたいです。

他にも、新海監督の映画は作画の美しさが特徴的ですが、その美しさの秘訣は複数の角度

から光が射す演出らしいです。

実世界ではありえない光の射し方をわざと作り、それによってキレイな風景を作り上げてい

るそうです。

次に音楽ですが、この映画の劇中歌を担当しているのは知っている方も多いと思いますが、

「RADWIMPS」というバンドです。

劇中歌は何曲かあるので書いておきます。


オープニング:夢灯籠

入れ替わりの日常の場面:前前前世

中盤から終盤にかけて瀧が泣きながら叫ぶ場面:スパークル

物語のラスト:なんでもないや Movie edit.

エンドロール:なんでもないや Movie ver.


歌詞があるのは上記の曲ですが、劇中で使われている歌詞のないBGMも全てRADWIMPS

の曲だそうです。

ちなみにRADWIMPSのメンバーは


野田 洋次郎:ボーカル、ギター、ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲を担当

桑原 彰:ギター、リーダー、コーラス担当

武田 祐介:ベース、コーラス担当

山口 智史:ドラム、コーラス担当


この4名です。

最近この映画の劇中歌の英語版が公開されたのですが、野田さんの英語が上手いと話題にな

っているようです。

曲の英語版公開だけでなく、この映画はすでにロサンゼルス、中国、台湾、タイ、香港、フ

ランス、韓国など海外でも公開されており、全世界興行収入378億円を記録するほど大反響を

呼んでいるようです。

次の新たな海外での公開は今年の4月7日、北米での公開みたいです。

北米の人の反響はどのくらいなんでしょうか?

北米だけじゃなくもっと上映する国は増えそうですし、日本でもまだ上映中です。

これからこの映画が世界にどれだけ広がって行くのか、楽しみですね。

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