パディントン
この映画は長年世界中で愛されており、世界40カ国で翻訳されたイギリイスのマイケ
ル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」を原作にした実写映画です。
ストーリーは、
ある日、平和に暮らしていたペルーのクマ達を大地震が襲います。両親を失った
1匹のクマさんは、あこがれの地イギリスへと降り立つのです。
そしてこのプラットフォームの片隅に立ち、自分に住居を与えてくれる優しい人が
現れるのを待ち続けるのですが、つてもなく、頼る人もいない彼は路頭に迷って
しまいます。
そんなとき、彼の紳士な態度に感心して手を差し伸べたのがブラウン一家の奥さん、
メアリーでした。
「とりあえず、我が家へいらっしゃい」と促され、その時はじめてクマ語以外の、
人間社会でも通用する名(パディントン駅で出会ったから、パディントン!)を
つけてもらいます。
かくしてパディントンの、波乱万丈のロンドン暮らしがスタートするわけですが……。
というかんじです。
登場人物は、
パディントン / 声:ベン・ウィショー
ペルーの森からロンドンへやってきた紳士的なクマ。
マーマレードが大好物。
ヘンリー・ブラウン / ヒュー・ボネヴィル
最初はパディントンを厄介者扱いするが、次第に心を開いていく。
メアリー・ブラウン / サリー・ホーキンス
パディントンに名前をつけ、家に迎えた心優しい母親。
ミリセント・クライド / ニコール・キッドマン
パディントンを剥製にしようと目論む悪人。
ジョディ・ブラウン / マデリン・ハリス
ブラウン家の長女。ジョナサンの姉。言語の天才。
ジョナサン・ブラウン / サミュエル・ジョリスン
ブラウン家の長男。ジョディの弟。発明の天才。
ルーシー / 声:イメルダ・スタウントン
パディントンの祖母。ペルーの森で一緒に暮らしていたが、施設に入ることになる。
パストゥーソ / 声:マイケル・ガンボン
パディントンの祖父。ペルーの森で一緒に暮らしていた。
カリー / ピーター・カパルディ
ブラウン家の近所に住む男性。パディントンを嫌っている。
この映画は、ハリー・ポッターシリーズの名プロデューサー、デヴィット・ハイマンが
プロデュースしています。
それと、悪役で出演している二コール・キッドマンは自分の子供に見て欲しい映画を
作りたいという思いがあったそうです。
ちなみにロケ地は...
パディントンの故郷”暗黒の地ペルー”
中米コスタリカにある自然公園。
ロンドン港
イギリスのティルブリー港。
パディントン駅入り口
ロンドン市内にあるメリルボーン駅。
パディントン駅構内
実際のパディントン駅構内。
ブラウン一家の家、ウィンザーガーデンズ
ロンドンの高級住宅地プリムローズヒル。
地理学者協会(廊下)
ハットフィールド・ハウス(イングランドのハートフォードシャーにある中世のカントリー・ハウス)の廊下。
となっています。
やっぱり大体はイギリス国内で撮影したんですね!
全体的にちょっとコミカルな、わかりやすいストーリ展開で最初から最後まで
飽きずに見れました。
パディントンがかわいくて和みます。
映画の途中で突然登場人物の空想の映像が始まったり、ブラウン家の壁にある桜のアートが
ひとりでに散ったりと、なんだか幻想的な場面もあります。
だんだんパディントンと打ち解け仲良くなっていくブラウン家が見ていて暖かい
気持ちになりました。
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